ハニーではなくホット
エストロゲンを抑える薬を服用しています。
卵巣を切除する手術を受けた後もそれは必要です。
再発したので、これは一生飲み続けるわけですが、再発していなくても10年は続けた方が良いと担当の医師から言われていました。
普通5年以上再発がない場合 “完治” といわれるようですが、乳がんは違うようです。
10年以上経って再発が見つかる方もいるのです。
まったくもって、しつこい奴です 😤
そんなわけで、かれこれ5年ほど毎朝欠かさず服用し続けてきたのです。
飲み始めてすぐは、時と場所を選ばずにやってくるホットフラッシュに悩まされました。
突然やってくるほてりと滝のように流れる汗。
外気温に関係なく、それが来ると冬でも汗ダラダラ。
その波が過ぎると今度はスーッと冷えてくる。
それが1日に何度も何度も襲ってきました。
しかも人と会う時、今は来ないでほしいという時に限ってですから困ってしまいます。
その頃外出する時はいつも小さな保冷剤をハンカチで包んで持ち歩いていました。
ホットフラッシュの波がきたら、おでこや首に押し当てると少しは楽になる気がします。
これはホットフラッシュとは違いますが、手術した側の手のひらが今でも時々熱を持ったようにあつく感じる時があるので、ハンカチに包んだ保冷剤を握ると気持ちがいいです。
(手術した側の腕は少しの傷でも蜂窩織炎のリスクがあるので、保冷剤を何にも包まずそのまま触ったり、長時間の利用はNGです)
ケーキ屋さんで頂いた保冷剤、大活躍です。
今でもホットフラッシュはありますが、はじめの頃のように頻繁に波が襲ってくることはなくなりました。
他にも、
「視力がすごく落ちた気がします」
「髪の毛がなかなか伸びないんです」
担当の先生に相談してみたところ、
「それは薬とは関係ないよ」
と一刀両断でした _| ̄|○
単に、年齢的なことですか……。
私にとって、これからも生きていく為の必要な薬なわけですから、服用を止めるという選択肢は1ミリもありません。
だからどうか、これ以上は大人し〜くしていなさい!
がん細胞ども