はたらきすぎな細胞
京都大学のチームが人のiPS細胞から、よりガンへの攻撃力を高めた『キラーT細胞』を作り出すことに成功したという記事を読みました。
ところで、
キラーT細胞って何?
わからないことはググってみよう!
難しいことはよくわからないけれど、多分こういうことだと思います。
キラーT細胞とは私たちの体内で絶えず生まれてくるガンやウィルスに侵された細胞と戦っている免疫細胞の1つ。
体内に外敵(病原菌や異常な細胞)が侵入すると、マクロファージや樹状細胞がそれを認識して免疫細胞に攻撃の司令を出す。
それを受けた好中球や好酸球、NK細胞などが先陣を切って攻撃をしかけ撃退する。
強力な敵には殺傷能力の高いキラーT細胞が出動。
免疫システムの精鋭部隊である彼らは、アクセル(ヘルパーT細胞)とブレーキ(サプレッサーT細胞)を使い分け多彩な攻撃を仕掛け、敵を一網打尽にする。
免疫細胞さん達の連携プレーによって我々の健康が保たれている。
私の脳内は完全に『はたらく細胞』状態。
“彼ら” とか言ってるし……
イケメンに擬人化された免疫細胞達が私の体内で日々戦っている。
ありがとう。はたらく細胞たち
ちなみにキラーTはゴルゴ13みたいな渋い強面お兄さんがたくさんいるイメージ。
そんなゴル……じゃなかった、キラーT細胞の殺傷能力を更に強化したものを京大の偉い人が作り出したと言うのです。
更に強くなったゴルゴ13←言っちゃった
オプジーボといい、キラーT細胞といい、ガンの新薬や治療法の研究が進み、選択肢が増えることはとても心強いです。
日々研究を重ねている研究者の方々には頭が下がる思いです。
ガンが世界から撲滅される日はそう遠くないのかもしれません。
私は治療について担当の先生に全てお任せですから、気になるのは只々治療費のことです。
現在受けているランマークやハーセプチンはとても高額です。
そのために高額医療費制度などを使っても、それが毎月ですから家計の負担は相当です。
良い薬や治療法が認可されることは大勢のガン患者に希望を与えてくれます。
その反面、金額的なことが理由で満足な治療環境を得られない人もいるでしょう。
命とお金どちらが大事かと問われれば、私は躊躇なく「どっちも大事だ! 」と声を大にして言いたいです。
ガンにかかる人は日本人の2人に1人、ガンで亡くなる人は3人に1人。
もう少しなんとかならないものかと思います。
いつも最後まで読んでいただき、ありがとうございます😊
苦手な掃除もやる時はやる!
この時期いつも思うこと。
『今年こそは早めに家の大掃除を始めよう』
普段はあまりやらない場所も念入りに掃除して、綺麗な家で年越ししたい!
12月になるとクリスマスや忘年会で何かと忙しいし、バタバタしているうちにあっと言う間に年末。
仕事もギリギリまであるし、結局は普段通りの掃除で年越し……なんていうのがここ数年続いています。
これは運気的にも良くないんじゃないか……
隅々までピッカピカのお家で紅白みるぞー!
玄関、納戸、食器棚、クローゼットの中、換気扇、窓拭き、カーテンの洗濯、領収書の整理……
普段怠けているのがバレます〜(汗)💦
とてもじゃないけど、1日2日じゃ終わらない(^_^;)
そんなわけで今から少しづつ始めていこうと、早速お家の顔である玄関から。
before
汚くてすみません。
靴箱に入りきらない靴が出しっ放し……これでは運気もダウンです。
ダンボールの中身はジャガイモです(^^;;
シーズンオフの靴は100均で買ったシューズケースに収納することにしました。
組み立てるとこんな感じです。↓
簡単な作りですが、納戸に入れるのでこれで十分です。
(女性用のスニーカーやパンプスは左右並べて収納できますが、男性用の靴は前後を交互にするとなんとか入りました。)
タタキはほうきで掃いて、バケツの水に塩を入れた塩水で拭き掃除。
ドアやインターホン、靴箱の中も丁寧に拭いて、玄関マットも新しいものに買い替えました。
after
風水的には玄関を綺麗にすることで金運や仕事運がアップするそうです。
ついでに納戸の中も整理して、気分もスッキリしました ♪
この調子で、他の場所もお掃除頑張るぞ〜💪
「ごめんなさい」と「ありがとう」
先日仕事帰りの地下鉄の中、何やら怒気を含んだ声に気がつきました。
ちょうど私が座っていた席の前が専用席になっていて、声はそこに座っていた年配の男性のものだとわかりました。
「そこで見るな!」
専用席近くで(正確に言うと、専用席前からわずかにずれた車両の連結部分)スマホを見ている若い男性に向けての言葉でした。
声はそれほど大きいわけではないですが、私以外の何人かは気がつきました。
しかし若い男性は、自分に向けられている言葉だとは思ってもいないのか、はたまたスマホに集中しているせいか全く気がついていませんでした。
とうとう年配の男性は立ち上がり、スマホに夢中の彼のそばまで行くと、
「そこで見るなと言ってるだろう!」
さすがに気がつき驚いた男性は、自分がどうやら専用席の近くにいたことすら今初めて知ったというように、慌てて頭を下げました。
「すみません、ごめんなさい」
そしてすぐさま持っていたスマホを鞄にしまいました。
ハラハラしながら見守っていた私は、ほっと胸を撫で下ろしました。
年配の男性は黙って席に座りなおし、注意された方はいくらか申し訳なさそうに、同じ場所に立っていました。
そして若い男性が先に降りたのですが、降りる際に年配の男性に向けて再度頭を下げました。
「すみませんでした」
専用席の男性の表情もいくらか柔らかくなっていました。
もちろん専用席近くでのスマホの使用はマナー違反です。
人によっては命に関わることですから、万が一何かあってからでは謝って済む問題ではありません。
その時の私はただの傍観者でしたが、でも少し、本当に申し訳なさそうに「すみませんでした」と謝罪した彼を褒められはしなくても、潔いと感じました。
見ず知らずの若者を叱ることも勇気が必要だったでしょう。そして、素直に謝ることも結構勇気がいることだと思います。
「ごめんなさい」と「ありがとう」
素直な気持ちがこもった言葉にはイライラしたりトゲトゲした心を、まんまる〜くしてくれる力がありますね☺️
いつも最後まで読んでいただき、ありがとうございます😊
がんでも働くということ
『がんは働きながら治す時代』
『働きながら治療する時代』
と言うけれど、それって少しばかりプレッシャーに感じるのは私だけでしょうか。
2人に1人はがんにかかる時代。初期であれば完治も難しくないわけですから、昔のようにがんになったら退職という時代ではありません。
例え抗がん剤治療中でも、体調を上手にコントロールしながらお仕事を続けられている方がたくさんいらっしゃいます。
勿論、職場の理解や協力が必要不可欠ですから、そうした環境が整いつつあるのも事実なのでしょう。
働き盛りの方ががんで辞めざるを得なくなる事は会社にとっても社会にとっても損失でしょうし、患者自身それまで積み重ねてきたキャリアと病気の治療を天秤にかけることはできません。
だからこそ “ながらワーカー”という言葉は病気を抱えながら働く多くの方に勇気を与える言葉なのだと思います。
それでもどうしても違和感を覚えずにはいられないんです。
それは私がパートタイマーだからでしょうか。
初めてがんと診断された時はごく初期段階ということでしたから、手術をしてすぐに仕事復帰するつもりでした。
しかしリンパ節に転移していたこともあり、抗がん剤や放射線治療が必要ということで、パートを辞めざるを得ませんでした。
がんに侵された主人公が抗がん剤治療の副作用で苦しむシーンをテレビドラマなどで観ていましたから、自分がそれを受けるとなった時に仕事を続ける自信がありませんでした。
しかし実際は、副作用を抑えるステロイドを処方されましたから想像していたより激しいものではありませんでした。
それでも何とも言えない気持ちの悪さや全身の倦怠感が何日も続きますから、肉体的にも精神的にも厳しい日々でした。
家事すらままならないので、外に出て仕事をするなんて私には考えられませんでした。
私はがん保険に入っています。それでも正直言って人生でこんなにお金のことで切羽詰まっていた時期はありません。
今のパート先には、放射線治療を終えた次の日から勤めています。
『働きながら治療する時代』
それが当たり前でなければいけないと思います。
がんになったら会社を辞めなければいけないとか、体調が悪くても休めないとか、他の人に迷惑をかけるとか、そんな事を考えて治療に専念できないような社会は時代遅れです。
がん患者も働きながら治療できる社会……でもそれが当然のように声高らかに言われてしまうのは辛いです。
主人は私がパートに出る事をどう思っているかわかりません。
でも事あるごとに、「無理するな」と申し訳なさそうに言うのです。
パートといえど仕事ですから責任があります。具合が悪いからと度々休むことはできません。
私がパートに行くのは、もちろん生活費や治療費を少しでも捻出するためでもありますが、自分ががんである事を唯一忘れていられる場所でもあります。
だから私は、仕事をしながら治療します。多少は強がりもありますが……(^_^;)
いつまで続けられるのはわかりません。3年先、5年先のことはわかりません。
案外10年先も今と変わらず元気に働いているのかもしれません。
それでもやっぱり治療と仕事の両立は当たり前とは簡単に言って欲しくないのが本音です。
うーん、なんだか矛盾していますね……σ^_^;
働くことは社会と繋がること。それが辛い治療を乗り越える糧になるかもしれないし、生活の質を下げないという面で、病気になっても働ける環境が整っていることはとてもありがたいことだと思います。
でもがん患者がみんな同じとは限らない。働きたくても働けない人だっている。
もしもいつか自分がそうなったら……
がんは働きながら治療する時代
やはりプレッシャーを感じるのは私だけなのかな。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます😊
キラキラ
今年もサッポロファクトリーのジャンボツリーが綺麗です。
高さ約14メートルのトドマツは、広尾町のサンタランドから寄贈されたものです。
約4万個のLEDと煌びやかなオーナメントの数々。
夕方になると音楽に合わせて光のショーを見ることができます。
一足先にクリスマス気分を味わいました💕
歯を磨こう♪
骨転移の抑制にランマークの皮下注射を4週に一度投与しています。
この処置を受けるようになってすぐに、徐々に強くなっていた胸骨の圧迫されるような痛みはピタリと止みました。
がんの骨転移となると、その痛みはどれだけのものかと、日常生活もままならなくなるのではと不安でしたが、今現在全くと言っていいほどそれはありません。
一度わずかに上がった腫瘍マーカーの数値も基準値内まで下がりました。
薬の効果に驚きましたが、やはりどんな薬にも副作用などのリスクはあるわけで、特に以下の2つに注意が必要らしいのです。
・低カルシウム血症
・顎骨壊死
低カルシウム血症に対してはデノタスチュアブル錠を毎日服用しています。
ヨーグルト味のラムネみたいで食べやすいです。
その他に顎骨壊死という病気のリスクもあるようで、これがもう名前からしてなんか怖い。
顎の骨が炎症を起こし、やがては壊死してしまうというのです。
骨転移の治療で顎の骨が破壊されるとはこれいかに。
顎骨壊死にならないためには何と言っても口腔内を清潔を保つこと。
特に抜歯後のリスクが高くなるので、毎日の歯磨き、定期的な歯垢の除去や歯科検診が必要です。
そんなわけで、最近歯磨きに凝っています。🦷✨
もちろん今までちゃんとケアしていなかったわけではありませんが。(でも歯科は苦手で定期検診サボってましたけど)
朝はあまり時間がないので普通に歯ブラシで磨くだけですが、夜は時間をかけて丁寧に磨きます。
わたし流 歯の磨き方
①普通の歯ブラシで磨く
②口を軽くゆすぐ
③極小ヘッドの歯ブラシで奥歯や歯と歯茎の境目を細かく磨く
④口をゆすぐ
⑤糸ようじ
⑥口をゆすぐ
⑦歯間ブラシ
⑧上下左右を各10回、力を入れてうがいする
完全に自己流です。
糸ようじをしてから、歯を磨く方もいるようです。
⑧は、以前仕事先の先輩から借りて読んだ、『歯科医が考案 毒出しうがい』という本を参考にして、一日に数度クチュクチュと力を入れてうがいしています。
これだけでもかなりスッキリしますし、口の周りの筋肉が鍛えられます。
顎骨壊死の予防もそうですが、毎日の口腔ケアは健康管理の第一歩ということでこれからも頑張ろうと思います。
次のレベルまであと2433…
子供の頃は平気だったのに、大人になって苦手になったことがいくつかあります。
ジェットコースターなどの絶叫マシン的な乗り物が一切ダメです。
子供の頃は遊園地に行ってジェットコースターに乗らないなんて来た意味がないというくらい平気だったのに、今ではテレビの映像を観ただけで胃のあたりがヒューッとなるくらい苦手です。
観覧車がダメです。
遊園地繋がりですが、これもやっぱり苦手です。高所恐怖症ではないのですが、1番高いところにくると何故か『今ここから落ちたらどうなるんだろう』『ボルトは毎日締め直しているのか』と余計な事を考えて全然楽しめません。
ホラー映画は苦手です。
昔はB級のスプラッタ系だろうが、Jホラーだろうが全然平気どころか、逆に好きでよく観ていたのですが、今はダメです。
でも、ゾンビ系は案外好きですw
注射が苦手です💉
昔は全然平気だったんです。それがいつからか、針が刺さる瞬間になると首のあたりがゾクゾクして、なるべく見ないようにするんですがそれでもゾワワってなるんですよね(汗)
今はしょっちゅう注射やら点滴やらで少しは慣れましたけど(^_^;)
でんぐり返し
前転です。昔は体育の成績よかったんです。鉄棒で逆上がりとか側転とか三点倒立とか。それはさすがにもう出来る気しませんけど、でんぐり返しくらいは……と思いましたが、上手くできませんでした。子供の頃のようにくるんといかない!後転なんて一体どうやってやっていたのか今ではもうわかりません。_| ̄|○
ジェットコースターや観覧車に乗れなくても、グロいホラー映画が観れなくても、注射が苦手でも、でんぐり返しできなくても、
べつに困ることは無いのですがw (注射は困るか)
ある日ふと気がつくと昔は難なくできていた事が出来なかったり、苦手になっていたり、
でも当たり前ですがその逆もあるわけで
昔よりも今の方が知識も経験もあるし、心の余裕もある。
先日観ていたテレビ番組でタレントの中川翔子さんがご自身の年齢を聞かれたとき、
「レベル33です。」
と、答えてらっしゃいました。
確かに歳をとるという事は、決してマイナスばかりじゃない。
今の私は数年前の私よりも体力的には落ちていても、知識や経験値は少しづつ増えているはず。
誕生日が来るたびにレベルUP↑です。
そう考えると年齢を重ねるのも悪くないかな〜なんて……
ああでもやっぱり若く見られたーーーーい
そんな私は来年レベル45