キラキラ
今年もサッポロファクトリーのジャンボツリーが綺麗です。
高さ約14メートルのトドマツは、広尾町のサンタランドから寄贈されたものです。
約4万個のLEDと煌びやかなオーナメントの数々。
夕方になると音楽に合わせて光のショーを見ることができます。
一足先にクリスマス気分を味わいました💕
歯を磨こう♪
骨転移の抑制にランマークの皮下注射を4週に一度投与しています。
この処置を受けるようになってすぐに、徐々に強くなっていた胸骨の圧迫されるような痛みはピタリと止みました。
がんの骨転移となると、その痛みはどれだけのものかと、日常生活もままならなくなるのではと不安でしたが、今現在全くと言っていいほどそれはありません。
一度わずかに上がった腫瘍マーカーの数値も基準値内まで下がりました。
薬の効果に驚きましたが、やはりどんな薬にも副作用などのリスクはあるわけで、特に以下の2つに注意が必要らしいのです。
・低カルシウム血症
・顎骨壊死
低カルシウム血症に対してはデノタスチュアブル錠を毎日服用しています。
ヨーグルト味のラムネみたいで食べやすいです。
その他に顎骨壊死という病気のリスクもあるようで、これがもう名前からしてなんか怖い。
顎の骨が炎症を起こし、やがては壊死してしまうというのです。
骨転移の治療で顎の骨が破壊されるとはこれいかに。
顎骨壊死にならないためには何と言っても口腔内を清潔を保つこと。
特に抜歯後のリスクが高くなるので、毎日の歯磨き、定期的な歯垢の除去や歯科検診が必要です。
そんなわけで、最近歯磨きに凝っています。🦷✨
もちろん今までちゃんとケアしていなかったわけではありませんが。(でも歯科は苦手で定期検診サボってましたけど)
朝はあまり時間がないので普通に歯ブラシで磨くだけですが、夜は時間をかけて丁寧に磨きます。
わたし流 歯の磨き方
①普通の歯ブラシで磨く
②口を軽くゆすぐ
③極小ヘッドの歯ブラシで奥歯や歯と歯茎の境目を細かく磨く
④口をゆすぐ
⑤糸ようじ
⑥口をゆすぐ
⑦歯間ブラシ
⑧上下左右を各10回、力を入れてうがいする
完全に自己流です。
糸ようじをしてから、歯を磨く方もいるようです。
⑧は、以前仕事先の先輩から借りて読んだ、『歯科医が考案 毒出しうがい』という本を参考にして、一日に数度クチュクチュと力を入れてうがいしています。
これだけでもかなりスッキリしますし、口の周りの筋肉が鍛えられます。
顎骨壊死の予防もそうですが、毎日の口腔ケアは健康管理の第一歩ということでこれからも頑張ろうと思います。
次のレベルまであと2433…
子供の頃は平気だったのに、大人になって苦手になったことがいくつかあります。
ジェットコースターなどの絶叫マシン的な乗り物が一切ダメです。
子供の頃は遊園地に行ってジェットコースターに乗らないなんて来た意味がないというくらい平気だったのに、今ではテレビの映像を観ただけで胃のあたりがヒューッとなるくらい苦手です。
観覧車がダメです。
遊園地繋がりですが、これもやっぱり苦手です。高所恐怖症ではないのですが、1番高いところにくると何故か『今ここから落ちたらどうなるんだろう』『ボルトは毎日締め直しているのか』と余計な事を考えて全然楽しめません。
ホラー映画は苦手です。
昔はB級のスプラッタ系だろうが、Jホラーだろうが全然平気どころか、逆に好きでよく観ていたのですが、今はダメです。
でも、ゾンビ系は案外好きですw
注射が苦手です💉
昔は全然平気だったんです。それがいつからか、針が刺さる瞬間になると首のあたりがゾクゾクして、なるべく見ないようにするんですがそれでもゾワワってなるんですよね(汗)
今はしょっちゅう注射やら点滴やらで少しは慣れましたけど(^_^;)
でんぐり返し
前転です。昔は体育の成績よかったんです。鉄棒で逆上がりとか側転とか三点倒立とか。それはさすがにもう出来る気しませんけど、でんぐり返しくらいは……と思いましたが、上手くできませんでした。子供の頃のようにくるんといかない!後転なんて一体どうやってやっていたのか今ではもうわかりません。_| ̄|○
ジェットコースターや観覧車に乗れなくても、グロいホラー映画が観れなくても、注射が苦手でも、でんぐり返しできなくても、
べつに困ることは無いのですがw (注射は困るか)
ある日ふと気がつくと昔は難なくできていた事が出来なかったり、苦手になっていたり、
でも当たり前ですがその逆もあるわけで
昔よりも今の方が知識も経験もあるし、心の余裕もある。
先日観ていたテレビ番組でタレントの中川翔子さんがご自身の年齢を聞かれたとき、
「レベル33です。」
と、答えてらっしゃいました。
確かに歳をとるという事は、決してマイナスばかりじゃない。
今の私は数年前の私よりも体力的には落ちていても、知識や経験値は少しづつ増えているはず。
誕生日が来るたびにレベルUP↑です。
そう考えると年齢を重ねるのも悪くないかな〜なんて……
ああでもやっぱり若く見られたーーーーい
そんな私は来年レベル45
Magical Night
11月9日(金)
『ディズニー・オン・クラシック まほうの夜の音楽会 2018』
仕事帰り、娘とふたりで行ってきました。
場所は先月オープンしたばかりの市民交流センター内にある“札幌文化劇場 hitaru ”です。
ディズニー・オン・クラシック ずぅっと前から行きたいと思っていましたが、実は今回が初めてでした。
行って良かった! 凄かった! 感動した!
オープニングから胸がいっぱいになって、鳥肌が立つやら、涙が出るやら。
大型スクリーンに映し出されるアニメーションと、舞台上で繰り広げられる演奏と歌が見事にシンクロしていました。
2部のヘラクレスに至っては、一瞬たりとも見逃したくなくて無意識に瞬きの回数が減るためか、目が乾燥するのなんの。コンタクトがパッサパサ(空調のせいかもしれない)
なんといってもヘラクレスの“Go the Distance” 最高にカッコいいです。
この歌詞、とても好きです。
I'll be there someday, I can go the distance
I will find my way if I can be strong
I know every mile would be worth my while
When I go the distance, I'll be right where I belong
あっという間の2時間半、本当に素敵な魔法のような夜でした。
また来年、絶対行くぞ!
がんになる理由とは
38歳で初めてがんと診断されるまで、ほとんど病気らしい病気をしたことはありませんでした。
小学生から高校生まで1年に1〜2回風邪をひくくらいで、陸上部にも入っていましたし、いくらか控えめに言っても健康優良児そのものでしたᕦ(ò_óˇ)ᕤ✨
唯一持病といえば、短大生の時に転んで尻もちをついた拍子に患った椎間板ヘルニアくらいのものです。
ですから、自分の体についてあまりにも無関心すぎたのかも知れません。
もちろん基本的には好き嫌いなく何でも食べますし、太りすぎず痩せすぎず、タバコを吸ったこともないですし、時々お酒は呑みますが適量ですし、睡眠も十分ですから特に不健康な生活をしていたわけではないのです。
ではなぜ私が乳がんになったのだろう?
これを考えないがん患者はいないと思います。
「あの時のあれがいけなかったのか」「あの食べ物を食べたからか」「なにかのバチが当たったのか」……
答えがわかれば誰も病気になんかならないわけですから、たぶんこの問いの正解はないのです。
遺伝子や細胞レベルでは答えがあるのかも知れませんが……。
私は難しいことはわからないので、『なぜ自分はがんになったのか』をいまだにふと、考えてしまいます。
私の場合、がんと告知されたのが娘が不登校だった時期と重なってしまいました。
きっと娘は『ママが病気になったのは私のせいじゃないか』と悩んだに違いありません。
憎きがん細胞は何年も前からひたひたと私の胸の中で増殖していたはずですから、そんなわけないのに。
その頃思春期真っ只中の娘は、面と向かって私にそう尋ねはしませんでしたが、きっとそんなふうに考えていたと思います。
そんなふうに思わせてしまっていること、学校のことで苦しい時に十分に助けてあげられないことがとても情けなく、悔しく、辛い時期を過ごしました。
悪いのはあなたではない。
悪いのはあなたの陰口をいう人たち、無視するひとたち、知らん顔をする人たち。
ママが病気になったのは誰のせいでもない。
悪いのは意地の悪い病気のせい。
あの頃の私はそんなふうに言ってあげることができませんでしたが、その後娘は転校して友達もできて楽しい高校生活を送り、今はもう成人して若さを謳歌しています(^ ^)
私のガンが再発していることを娘にはまだ言っていません。父や母も知りません。仕事先の人にも言っていません。
知っているのは主人だけです。
知らない人の前では私はがんではありません。
いつもの元気で天然なママでいられるのです。
ここではこんなに思っていることを話せるのに、大切な人にはなかなか言い出せない。
きっとこれが私がブログを始めた理由なのかもしれません。
主人に再発している事を話した時、
「一緒に頑張ろう」と言ってくれました。
「パパは何を頑張ってくれるの?」(意地悪な質問ですね〜)
「仕事を頑張るよ」
その答えを聞いた時、とても勝手ですが『はあ?』と思いました。
一緒に泣いて欲しいのか、苦しんで欲しいのか……
その時はとてもモヤモヤしたのですが、今思えばその答えで正解なのだと思いました。
パパには健康でいてもらわなければいけません。
元気にいつも通り仕事をしてくれたら、それで十分なのです。
日本人の2人に1人ががんになる時代。
家族3人の中で誰かが病気にならなければいけないのだとしたら、それはきっと私でなければいけなかったのだと思います。
娘が病気になるなんて考えたくもありませんし、もし主人が病気なってしまったら、私だけの稼ぎでは満足な治療を受けさせてあげることが出来ないかも知れません。
だから私は家族のためにご飯を作って、掃除をします。
なぜ私ががんになってしまったのか。
現在では私も含め、がんと共存し普通の生活を送っている人が沢山います。
私は病気になった事でそれまであまり気に止めていなかった自分の体のこと、家族の健康のことを真摯に考えるようになりました。
私ががんになった意味。
これからはもっともっと自分と家族の健康を考えなさいということなのかなと思います。
最後まで読んで頂き、いつもありがとうございます😊
ハーセプチン再開
昨日からハーセプチン(トラスツズマブ)の再開です。
初めの治療から約4年ぶりになります。
トラスツズマブとはHER2陽性の乳がん患者に有効な分子標的治療薬で、がん細胞を狙い撃ちしてくれるため副作用が比較的少ないと言われています。
私の場合、3週間に1度、1時間かけて点滴します。
4年前、化学療法を全て終えた時点で胸のポートを除去したので、今回は腕からの投与になります。
最初に血圧と体温を計ります。
手術した側の腕に針を刺すことはできないので、血圧を測るのも針を刺すのも全て左腕からです。
血管が細いので私も看護師さんもちょっとドキドキですが、一回で成功しました。
また同じ治療をすることになろうとは……。
暇つぶしに本を持参していましたが、いくらか緊張していたせいか全く内容が頭に入ってこないので、結局ボーッとしたまま1時間過ごしました(笑)
今回ランマークの注射はしていないので、ハーセプチンのみの治療費です。
28,610円
次回はランマーク、ハーセプチン、採血と目白押しですから5万円位にはなりそうです(^_^;)
まだまだ仕事頑張らねば!
帰宅すると、限度額適用認定証が届いていました。
これを使えば、3ヶ月以上自己負担限度額(私の場合は80,100円)を負担した場合、4ヶ月目からは多数該当で自己負担が44,400円まで落とせます。
乳がん治療は長期戦ですから、使えるものは積極的に使います。
他にも何か良い方法がないか、近くのガン相談支援センターにも行ってみたいと思っています。
さあ、また頑張るか!
と自分に気合を入れましたが、帰宅途中から感じていた頭痛と寒気が夕方ごろにはピークとなり、熱を計ったところ39℃まで上がっていました。
まさかこのタイミングでインフルエンザか!?
と焦りましたが、今朝は37.5℃まで下がっていました。
念のため担当医に電話したところ、久し振りに薬を入れた事によるアレルギー症状ではないか。
息苦しいなどの他の症状がなければ、徐々に落ち着いてくるとのことでした。
ハーセプチンは副作用が少ないとはいえ、先週罹った風邪も治りがけで、免疫力がまだ充分ではなかったせいかも知れません。
そんなわけで、今日もパートを休んで家でゴロゴロしています _| ̄|○
やっぱりパート先の上司には病気のことを話しておいた方がいいのかな〜
と悩む今日この頃です。
最後まで読んで頂き、ありがとうございます😊
ハニーではなくホット
エストロゲンを抑える薬を服用しています。
卵巣を切除する手術を受けた後もそれは必要です。
再発したので、これは一生飲み続けるわけですが、再発していなくても10年は続けた方が良いと担当の医師から言われていました。
普通5年以上再発がない場合 “完治” といわれるようですが、乳がんは違うようです。
10年以上経って再発が見つかる方もいるのです。
まったくもって、しつこい奴です 😤
そんなわけで、かれこれ5年ほど毎朝欠かさず服用し続けてきたのです。
飲み始めてすぐは、時と場所を選ばずにやってくるホットフラッシュに悩まされました。
突然やってくるほてりと滝のように流れる汗。
外気温に関係なく、それが来ると冬でも汗ダラダラ。
その波が過ぎると今度はスーッと冷えてくる。
それが1日に何度も何度も襲ってきました。
しかも人と会う時、今は来ないでほしいという時に限ってですから困ってしまいます。
その頃外出する時はいつも小さな保冷剤をハンカチで包んで持ち歩いていました。
ホットフラッシュの波がきたら、おでこや首に押し当てると少しは楽になる気がします。
これはホットフラッシュとは違いますが、手術した側の手のひらが今でも時々熱を持ったようにあつく感じる時があるので、ハンカチに包んだ保冷剤を握ると気持ちがいいです。
(手術した側の腕は少しの傷でも蜂窩織炎のリスクがあるので、保冷剤を何にも包まずそのまま触ったり、長時間の利用はNGです)
ケーキ屋さんで頂いた保冷剤、大活躍です。
今でもホットフラッシュはありますが、はじめの頃のように頻繁に波が襲ってくることはなくなりました。
他にも、
「視力がすごく落ちた気がします」
「髪の毛がなかなか伸びないんです」
担当の先生に相談してみたところ、
「それは薬とは関係ないよ」
と一刀両断でした _| ̄|○
単に、年齢的なことですか……。
私にとって、これからも生きていく為の必要な薬なわけですから、服用を止めるという選択肢は1ミリもありません。
だからどうか、これ以上は大人し〜くしていなさい!
がん細胞ども